貴方たちの、新たな航海「 Sailing 」に 思いを馳せて
真新しい制服の袖に、まだ手のひらが隠れるほど、小さな 女の子たちだった…
期待と不安を カバンに詰め込んで、この坂道を上っていく
どんどん 大きくなる校舎… ドンドン 高鳴っていく鼓動…
揺れるカバンの隙間から、今にも こぼれ落ちそうな、
めいっぱいの「夢」を、たずさえて・・
そんな、小さかった女の子たちも…
見事に、咲き誇り… たわわな「橘の果実」を結んだ・・
そして「卒業」・・
新たな、航海へと… 旅立っていく・・・
「 Sailing 」
I am sailing I am sailing Home again ‘Cross the sea
I am sailing, Stormy waters To be near you, To be free
わたしは船出する 帆を立てて出航する 生まれた場所へと 海を渡って…
わたしは船出する 荒れ狂う波を越えて 貴方のもとへと 自由になるために…
I am flying, I am flying Like a bird ’Cross the sky
I am flying, Passing high clouds To be with you, To be free
わたしは飛び立つ 翼を広げて飛び立つ 自由な鳥のように 大空を渡って…
わたしは飛び立つ 高い雲も飛び越えて 貴方と共にあるために 自由になるために…
Can you hear me, can you hear me Through the dark night, far away
I am dying, forever crying To be with you, who can say
わたしの声が聞こえますか? わたしの呼ぶ声が聞こえますか?
暗い夜を抜けて 遠くから呼んでいるのです…
わたしは逝こうとしています 永遠に泣きながら…
あなたと共にあるために それは誰にもわからないのです…
Can you hear me, can you hear me Through the dark night far away
I am dying, forever crying To be with you, who can say
わたしの声が聞こえますか? わたしの呼ぶ声が聞こえますか?
暗い夜を抜けて 遠くから呼んでいるのです…
わたしは逝こうとしています 永遠に泣きながら…
あなたと共にあるために それは誰にもわからないのです…
We are sailing, we are sailing Home again ’Cross the sea
わたしたちは船出する 帆を上げて出航する…
生まれた場所へ戻ります 大きな海を越えて…
たわわに実った「橘の果実」達は、 荒波を、懸命に乗り越えていくだろう・・
相変わらずの「元気、笑顔」、めいっぱいの「夢」を… カバンに 携えて・・
でも・・ 時が満ち、永い航海を終えたその果実たちは…
完熟し、儚くも、大地に帰らねばならぬときが、訪れる・・
そのとき・・
小さな おばあさんは… 航海をともにした、あのカバンを手にする・・
あの頃、、懸命に探した「夢の行方」と、
謳歌した、青春の「輝き」を求めて・・
あの頃の、小さな女の子に… 戻って・・
懐かしそうに・・ いとおしそうに・・
「追憶」という名の… カバンを ひろげて・・・
あなたは「橘」という木の… 『花言葉』を、ご存知ですか?
コメント